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girlslove
第2章 【隠された想い】





あまり言ってる意味がよく分からなかったけど
「そんなのどうでも良いじゃん」ってキツめに言い返してしまった
流石にハッとして「ごめん、今のは言い方キツかった」と謝る


「俺からしたら完全な牽制だけどな?悪い虫除け的な?ハハハ、考え過ぎか」


「そうだよ、考え過ぎだよ」


「でも、俺もさ、すげー好きな彼女が美容師やってたら自分のメンズアクセ着けさせるかも、だって周り男ばっかじゃん、牽制の意味もあるし、彼女には浮気すんなよってメッセージでもある」


「うわ、淳太からそんな事聞く日が来るとは思わなかったわ」


「うるせー」


「ハハハ」


もし、それが少しだけ掠ってたとしても、私たち付き合ってないのよ
キス以上の事は早々に済ませているけど
だから……まぁ、そういう事じゃないと思うよ


「でもいつでも俺に戻ってきてくれて良いからね」


「淳太、私らいつ付き合った?」


「ぷはっ!そんな怒んなよ、俺的には本当に待ってるからね」


ウィンクするな
髪の毛ワシャワシャするな〜!


その後も閉店まで予約は続いた
スマホにはせりさんからのメッセージは届いてなかった
連絡先は交わしたけど、バイバイした後はなかなか取り合えない
私もそんな勇気もなくて……
せりさんから来ないかな……


なんて、都合の良い事ばかり考えてしまう


「飯行こ」ってハートの強い淳太に誘われたけど断った
せりさんの服だから一刻も早く帰りたい
肩とか触られたくない
ほんのりせりさんの匂いがするの


会いたい……
身体が疼いてしまいます……
どうしたら良いですか……


せりさんの服を抱き締めたまま、手が伸びてしまいそう……
決して同じような快楽にはならないけど
触っちゃいます……せりさん




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