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girlslove
第3章 【告白】





「大好きです……せりさん」


「私も……大好きだよ」


繰り返すキス……心地良い
両想い、嬉しい


「じゃ、私たちの関係って?」


「あ……」


え……?この間は何だろう?
あれ?しくった?
ベットから降りてドレッサーの引き出しから何かを取り出したせりさん
急に怖くなった
好きだけど、付き合えない…とかかな
椅子に掛かってたバスローブみたいなのを羽織って戻って来た


「碧唯、こっち来てくれる?」と手を引かれ、ベットから足を下ろして座る
シーツにくるまったままの私に跪く


え……?何……?
手の甲にキスされてせりさんは真っ直ぐ私を見つめてくれる


「あまりムードなくてごめんなんだけど、今すぐ言わせて……碧唯の事が大好きです、良ければ私と付き合ってもらえませんか?……いや、付き合ってください」


夢かと思った
ずっとずっと夢見てたシチュエーション
大好きな人に大好きだと言ってもらえる奇跡
私たち、これで、晴れて恋人同士…なんですか?
また視界が涙でぼやけてく
手を握り返して「はい!」と答えた
ベットから降りてせりさんに抱き着く


「お願いします…!」


「良かったぁ……フラれたらどうしようかと思った」


若干震えてたせりさんを強く抱き締める
シーツ剥がれてもお構いなし
裸のまま膝の上
絡み合う舌が終われないよ……


「碧唯、付き合えた記念でコレ受け取ってくれる?」


「え…?」


さっき取り出してたやつだよね?
小さな箱のプレゼント
開けてみて、と言われたので包装を開けてみると中身は小さなリングが重なったネックレスだった
え、可愛い…思わず声に出た


「嬉しい…」


せりさんがその場で着けてくれる
リングにキスして「絶対誰にも渡さないから」と誓ってくれた





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