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girlslove
第3章 【告白】





「今度さ、碧唯の服とか生活用品持ってきなよ」


「良いんですか!」


待って、尻尾振ってるのが見える
小動物というか、碧唯はポメラニアンのイメージ
そう言っただけで嬉しそう


急なお泊まりだったから近くのコンビニで少し買い足す
手を繋いで歩く道
帰って来てからも一緒にゲームしたり
ご飯を作って食べたり
見逃し配信してるドラマ観たり
楽しい時間は本当に一瞬なんだな、と感じる1日だった


食器を洗ってくれてる碧唯を後ろからハグするの


「碧唯……今日も泊まる?」


「え…?」


それ、どっちの反応?
やっぱり、1人の時間欲しい…?
本音を言えば……


「帰したくないけど、碧唯の気持ちを尊重する」


「……せりさんこそ大丈夫ですか?」


「ん…?何が?」


「私が居たら休めないじゃないですか」


「そんな事ない……碧唯が癒しだもん」


洗い終えて振り向いた碧唯は少し照れてる
私のTシャツ抓んで引き寄せてきたの
最高の上目遣いしてくるね


「私が居たら……理性ぶっ壊れちゃうじゃないですか……そっちを心配してるんです」


天然なのか、人工なのか
女神なのか、小悪魔なのか
どうしたらこんな人間生まれてくるんだよ


「碧唯が壊しに来てるんでしょ?」


「せりさんにもちゃんと休んで欲しい…」


これは……遠回しに帰るって事で合ってる?
強引にいきたいところだけど、嫌わたら終わりだから諦める


「ぷはっ…!せりさんこそ顔に出過ぎですよ、わかりやすいくらいしょんぼりしてる……アハハ!」


そ、そんな笑わなくても良いじゃない


「わかったよ、暗くなるまでに家には帰すから」


「んふふ、はーい」


どうしよう、もうあまり時間がないと思えば襲いかかりたくなる
あまり欲をぶつけ過ぎるのも良くない
わかってる……




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