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girlslove
第1章 【一目惚れ】





気付けば走って追い掛けてた
「黒永さん!!」と呼んで振り向いてくれたのに私ったら小石に躓いて全力でダイブする形になってしまった
思いきり抱き着いて大失態


「あはは」ってまた背中擦ってくれる
私からこんな事を言うのは間違ってるのかも知れない
いや、有り得ない
でも私の心が真っ直ぐに必要としてる


「家、寄って行きませんか?」


ヤバい、口から心臓出るっっっ
自分から誘ったの、何気に初めてだ
めちゃくちゃびっくりした顔されてる


「あの、送ってもらったお礼というか、駅も遠いんですよ意外と、だから、もし良かったらなんですけど…」


早口になって格好悪い
引いてないかな?


「無理してない?私も悪い人だったらどうすの?」


「えっ?」


「あはは、ウソウソ、碧唯こそ疲れてるんじゃないの?即寝だったじゃん」


「いや、それは、その、黒永さんが温かくて…」


「せり」


「え?」


「せり、で良いよ」


「えっ……そんな、お客様ですし」


「今はお店じゃないよ?」


「そうですけど」


「じゃ、お店以外では友達、これでどう?」


あまりにも人懐っこくて、どんどん懐に入って来る
とてつもなく人タラシ……なんだろうな
動画観ててもそれがよくわかる


「お友達になってくれるんですか?」


「嫌?」


不意打ちとはいえ、頬に触れる手
こんな美女にこんな距離感で見つめられたら女でも堕ちるよ


「嫌……じゃないです」


「碧唯が家に来て良いって言うんなら少しお邪魔させてもらおうかな?お友達になった事だし」


「はい……」


本当は一人になりたくなかった
黒永さんと……もう少し一緒に居れたらって






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