この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女性のための犯され短編集
第9章 美容師に犯される
ビクンッ....!
「ふぅ‥っんんっ‥んんんんん~‥‥♡」
「…っ…はあ」
ぶわっと全身から汗が滲み出る。
彼女が身体を跳ね上げてイキ果てると……キスのあわいで、男が低く唸るように息を吐き出した。
いつも穏やかだったこの人からは聞いた事のない……雄の声をして。
「ハァー……!……可愛い……ですね」
「‥‥は‥…あ‥‥あ‥‥ッ‥‥‥//」
トロンと弛緩した目で彼女が見つめ返すと、欲情を滲ませた危険な顔が迫る。それだけでまたお腹の奥がウズウズと蠢くようだった。
足元にいるスタイリストの男は、彼女の蜜口からヌルリと引き抜いた指をタオルで拭きつつ、そんな二人を交互に見比べた。
「お姉さんやらしくて可愛いし…まじ奥まで突っ込みたいけど…、さすがにぶっ飛ばされそ」
「……」
オーナーの男からでる無言の圧力を感じとり、苦笑う。
「じゃあ俺、片付けも終わってるんであがりますね。あとは上手くやっちゃってくださいー」
帰りの荷仕度(ニジタク)もすませていたらしい彼は、名残惜しそうに女を見ながら美容室から外へ出る。傘をさして雨の中へと去って行った。
カランカラン
扉が閉まる。
閉店後の暗い美容室で、彼女は男と二人きりとなった。