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女性のための犯され短編集
第14章 父親の友人に犯される

(なんか…変な感じ…)
嫌な予感がした。彼は立ち上がって、机に置いたカバンの中を探っている。その背中を見ながらソファの上で膝を抱えた。
「ねえ、ちょっと見てほしいものがあるんだ」
彼が振り返って、小さな手帳を差し出した。
「何…?」
黒色の手帳を開くと、そこにはびっしりと文字が書かれていた。日付と時間。そして…彼女の名前とともに。
《 3月10日 19:30 塾帰りにコンビニ寄った。
チョコ買ってたね 》
《 3月12日 20:00 友達と駅で別れて歩いてた。
髪、風で揺れて可愛かった 》
《 3月15日 21:00 傘忘れて雨宿りしてた。
僕、見てたよ 》
「……え?」
彼女の手が震えた。手帳をパラパラめくると、数ヶ月分の記録がぎっしり。彼女の行動が、細かく、執拗に書き込まれている。
「こ……これ……何……!?」
「僕の宝物だよ」
男が近づいてくる。彼女はノートを落とし、ソファから立ち上がろうとした。でも足がガクガクして動かない。
「ずっと…ずっと気になってたんだ。君が成長するの見ててさ…我慢できなくなっちゃって」
「や…やだ…!やめ、て…!」
「怖がらないで。僕、君のこと大好きだから…」
男の手が彼女の腕を掴んだ。力強い指が食い込んで、逃げられない。彼女は悲鳴を上げようとしたけど、喉がカラカラで声が出ない。ヒュウヒュウと息が漏れるだけだ。
次の瞬間、彼女はソファに押し倒されていた。男の身体が覆い被さり、スーツの上着がはだけてしまう。
「やだっ…!離して…!」
「ああ…可愛い…可愛いよ…」
男の唇が首筋に触れた。チュッと吸い付く音がして、彼女の背筋がゾクッと震える。嫌悪と恐怖で涙が溢れた。
「いや…!やめて…お願い…!」
「ごめんね…我慢できないんだ…」
男の手がシャツのボタンを外していく。プチプチッと音がして、白い肌が露わになる。彼女は腕を振り回して抵抗したけど、男の力には敵わない。

