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女性のための犯され短編集
第14章 父親の友人に犯される

「──…ねえ」
「ん?」
男がソファの隣に腰を下ろした。
距離が近い。彼女は少しだけ身を引いたけど、彼の表情はいつも通りだった。
「制服、濡れたままだと冷えるよ。脱いで乾かしたらどうかな。僕の上着貸すからさ」
「え…でも…」
「大丈夫だよ。ここには僕しかいないし、変な気なんて起こさないよ」
冗談っぽく笑う彼に、少し安心して、頷いた。確かにこのままじゃ寒いし、彼は信頼できる人だ。
立ち上がってブレザーを脱ぎ、男が差し出したスーツの上着に袖を通した。
「ありがとう…ちょっと大きいね」
「はは、僕には小さい君が可愛く見えるよ」
「……え?」
顔を上げると、彼の目が少しだけ鋭くなっていた。笑顔はそのままなのに、どこか空気が変わった気がする。
「君ってさ…ほんと、綺麗になったよね」
「……え、うそ、急に何?」
「いや、本当だよ。昔はただの可愛い子だったけど、今は…なんていうか、色っぽいっていうかさ」
男の手が肩に触れた。スーツの上着越しでも、その指先の熱が伝わってくる。
心臓がドクンと跳ねた。
「あ、あの…?」
「ん?どうしたの?」
「や、ちょっと…近い…」
「あ、ごめんね、つい」
男が手を離して、少し距離を取った。
でもその目は彼女の濡れたシャツ越しに見える肌をチラチラと見ている。
彼女は急に恥ずかしくなって、上着の前をぎゅっと閉じた。

