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女性のための犯され短編集
第16章 巫女は鬼に犯される(2)

 痛みと衝撃が彼女を襲い、悲鳴が屋敷に響き渡る。

「あああっ……!」

 挿れてすぐだというに、鬼は容赦なく腰を動かして彼女を追い詰めていく。

「ああんっ‥あっ//‥‥あっあっあっあっ‥!」

「…っ…俺に貫かれ苦しむお前の顔は…いつも格別だな…!…苦しいか?だがこれは罰だ…!もっと奥までたくさん突いてやろうな」

「おっ‥く‥!‥ああっ‥‥ダメ‥//‥ああっあっ!
 あっあっあっあっあっあっ!あああ//」

 妖気がさらに深く注がれ、女体を蝕む熱が跳ね上がった。下半身がドロドロに溶かされていく。

 ..ドチュンッ、トチュンッ、ドチュンッ

「あっ!‥‥あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ‥‥//」

 ヌプッ....
 ズ..ズルッ...ドチュッ!

「ああっ‥‥あっ、やっ、あっあっあっあっ//
 やぁぁっ‥//‥やあっ、ああっ、ああっ‥‥♡」

 勝ち目なんてない、圧倒的な力が
 自分を支配しようとしている。

「俺に溺れろっ……お前はもう逃げられない」

 鬼の言葉が耳元で響き、彼女の正常な思考が砕かれていく。身体は鬼のものとなり、心さえも侵されていくような──甘く恐ろしい感覚に襲われた。



 ──



 その後も鬼は巫女を責め続け、逃げた罰として何度も彼女を犯した。

 まるで時が止まっているかのように朝は来ず、彼女の身体は妖気に染まり、霊力はほぼ失われていた。それでも、彼女の瞳の奥には微かな光が残ったまま。

 鬼はそのか弱い反抗に……慈しみに近い感情を覚えながら、彼女を抱き潰していった。

 人の世に戻ることは叶わず、結界の中で永遠に続く快楽と屈辱の日々。

 巫女姫は鬼に魅入られた運命から逃れられず、甘美な檻に囚われたままであった。









(終)





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