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女性のための犯され短編集
第4章 占い師に犯される

「…ん‥ふぅ‥//‥‥ん、んんっ//‥‥んんん…‥!」
咥えさせられているタロットカードは彼女の唾液をたくさん吸ったせいで、月の模様がわからないほど濡れていた。
それでもカードを落とせない。
占い師の暗示にまんまとかかってしまっている。
「‥…んっ‥んんんん~///」
ただそんな彼女も、すぎた快感にイクのを我慢するのは不可能だ。与えられた刺激に面白いくらい反応するカラダは、今もビクビクと跳ねていた。
(イクッ…イクッイクッ!またイカされちゃう…//)
思い切り舌で舐め回されている淫芽がジンジンと疼いて、受ける快感をより鮮明にしてくる。
もう何も考えられない。
少しずつ…気持ちよさ以外の感覚が麻痺してきて、思考がとろけて投げやりになる。
脳天を突き抜ける甘やかな絶頂の連続ののち
喉を反らせて天井を仰いだ彼女は、ついに──
「‥…ッ‥ふ、ぅ‥‥あああン」
くわえていたタロットカードを、床へと落とした。
……パラッ
「──…よく…我慢しましたね」
「‥ハァ…っ‥ハァ‥っ‥‥‥ぁ‥‥ぁ‥…♡」
「つらかったですね」
男は手の甲で口元をぬぐい、椅子の上で仰け反る彼女の顔を上から覗き込んだ。
カードには目もくれない。
床に落ちたそれを、靴で踏みつける。

