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女性のための犯され短編集
第7章 巫女は鬼に犯される

「ふぅ‥っ‥んん//……ふぅーっ‥‥ぅぅん‥‥!」

「……クク」

 呼吸が乱れ、嫌な感覚に追い立てられる。怖い…恐ろしい。意志を強くもとうと引き結んだ唇には、血が滲んでいた。

 ジュルッ...クチュ...ッ
 グポッ♡...ジュルッ♡...ジュルッ♡

「んっ//‥ふぅっ//…‥ん、んっ、んん~っ‥‥」

 卑猥な音が頭いっぱいに鳴っている。耐えきれずに首をひねっても、反対側の耳を狙われるだけだった。

(この女……気が狂うほどの妖気を与えているというのに、まだ堕ちず、正気を保つとは)

 長い時間そうされた後、チュポンと舌が抜かれる。

 やっと終わった責め苦に耐えた巫女は、露な胸を隠す体力も無く、くたりと脱力して身体を震わせていた。

「‥っ…はぁ、はぁ、はぁ…!‥‥あ‥//」

「……」

 上気した肌は桃色に色付き、しっとりと汗ばんだ手触りが、組み伏せる男を煽る。

 喰らいつきたい。そう思う人間に会ったのは初めてだった。鬼は長い爪で彼女の肌をなぞり、脱げかけの緋袴を引き裂く。


「………ハァ」


 そして溜め息をついたのは鬼のほうだった。

 衣服を奪われ男の前に晒された雌芯は、しとどに蜜を垂らし、甘い香りを焚きあげ…それでも慎ましく閉じている。

 ピチャ....♡

「ああ‥ッ‥ン‥?」

「ハァ……!」

「‥‥あ、あ、あ…‥//‥‥ゃ、あ、あっ‥‥!?」

 ビクンと背をそらして怯えた巫女は、慌てて下を見た。

「いや!いやあああ…っ…!」

 叫んで腰を振ったが、男の両腕に捕まえられて少しも逃げられない。


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