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女性のための犯され短編集
第7章 巫女は鬼に犯される
「…なッ‥なにをしているのですか…!?‥‥やめて、そんな、舐めないで……!」
「……ん?なんだその反応は……お前……生娘か」
「んっ…//‥当然‥です…!わたしは、神仏に遣える…身…‥」
「……ふん、なるほどな」
意外そうに顔をあげた鬼は、舐めてヌラついたそこを指で扱きながら、巫女に顔を近付けた。
また口付けされると警戒した彼女が唇を引き結び横を向くと、その所作にさえ笑みが零れる。
「お前ほどの美しい女が……その様なくだらぬ理由で貞操を守っているなどとは、嘆かわしいな」
「‥っ//…?」
大きな瞳を困惑させて、巫女は男を仰ぎみた。
美しい──その言葉はこれまで、彼女の清廉さを称えて人々が口にしてきた言葉だ。こんなふうに男女の劣情をふくませて言われたことなどない。
「安心しろ……今宵から、お前の支配者は神でなく俺だ。この美しく可憐な姿も、強大な霊力も、すべて俺だけのものになる」
レロォ....
鎖骨から首筋をねっとりと舌が這う。
そして彼女の小ぶりな耳たぶをなぶり、耳朶の中まで侵入して犯し始めた。
グポグポと卑猥な音が頭いっぱいに響き、巫女は見悶える。なんとか引き結んだ唇を噛みしめ、淫らな声だけは隠そうとしていた。
「‥んん!んっ‥…ふ‥‥//」
彼女の目から涙が溢れる。
さっき…口付けの時 " 妖気を注いだ " と鬼は言った。そして今も注がれているのだろう。頭の奥の…脳に直接、送り込まれている。