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異世界転生したら王子に溺愛されて困っています·͜· ♡
第6章 話はあっさり交わされて甘やかされました
苦しい言い訳である。
しかし、ミーアちゃんは思い当たる場面を思い出したのか、とんでもない事を言い出した。
「あぁ、それは毎日殿下に、『はい、あーん』をして頂いていらっしゃいますもんね···愛の力、偉大」
小さな声で顔を赤くして「きゃーっ」と騒ぐミーアちゃん。
「あぁ!ちなみに、ブランシュ様はふくよかになってはいません。いつも通り、最高のプロポーションですわ」
「そ、そう?なら、いいのだけれど」
「ささ、ブランシュ様。お風呂に入って、更に磨きをかけましょう。今日はダンズのレッスンがありますから」
そうなのだ。
ここ最近私は少しずつ、再教育と言うなのレッスンが開始されたのである。
殿下が上手い具合に、私がどうやら倒れて頭を打ったがために、軽い記憶喪失設定にしたのだとか何とか。
妃教育に関しては念の為に、となんだか私・を妃にするべく、勉強の時間を設けてくれたらしい。
···どう考えても、無理があり過ぎない?