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禁断の果実
第2章 転校生

当時、前の高校で響は学年で一番のモテ女子である秋山里香と付き合っていた。
里香は同世代の学年の中でもひと際目立つ美少女だった。

男子生徒は殆どと言って良い程里香に思いを寄せていたのだ。
美男美女のカップルともいえる。

あれは、夏の暑い日の昼下がりの出来事だった。
里香の母、聡子が昼下がりの玄関口で打ち水をしていた時だ。

その打ち水をする向こう側に響が立って、聡子のその姿を見ていた。
響は何気に里香の家の前にいたのだ。

母、聡子はそんな響を見てこういう。

「あら、前澤くん、どうしたのかしら?」
「うん…」

「里香なら夏休みで外出しているわよ…」
「そうか…」

響は少しガッカリしているように見えた。
そんな姿を見て聡子はこう言う。

「里香が帰るまでウチに上がって麦茶でも飲んでいたら?」
「うん、そうするよ…」

響は里香の母に勧められるがまま家に上がった。
部屋に入るとエアコンが効いていて外の暑さを忘れる程だった。

ソファーに腰かけている響に聡子がこう言ってくる。

「前澤くん、麦茶でいいわよね?それとも他の飲み物にする?」
「ええ、麦茶でいいですよ…」

響は少しだけ落ち着かない様子だった。

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