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禁断の果実
第2章 転校生
聡子は言葉を失いない笑いながら響にこう言った。
「前澤くん、私をからかっているのかしら?」
「からかってなんかないよ…」
響は本気でそう言っている様だった。
聡子は困惑の笑みを浮かべる。
実は、聡子も響の事を悪くは思ってはいなかった。
ただ、親子程歳が離れていて相手は未成年なのだ。
響の言葉を信じたくないと思うのも頷けるのだった。
でも、響はグイグイと聡子を押してゆく。
「俺、里香よりも聡子さんの事の方が好きだった…」
響は自分の母、友里恵からも事ある毎に“医者になれ!!医者になれ!!”と言われ続けていたのだ。
正直、響はその言葉にうんざりしていた。
尚も響はこう言うのだった。
「俺、聡子さんを抱き締めたい…」
それを聞くと聡子は慌ててこういうのだ。
「な、何を言ってるの?前澤くんとは親子程歳が離れているのよ?」
「え?恋愛に歳の差なんて関係ないでしょう?」
これを聞くと聡子は心なしか嬉しく感じたのだった。
響は聡子が座っているソファーの隣に自分の身を置いた。
そして、聡子の肩に手を回し抱き締めるのだった。
それに抵抗しない聡子だった。
「前澤くん、私をからかっているのかしら?」
「からかってなんかないよ…」
響は本気でそう言っている様だった。
聡子は困惑の笑みを浮かべる。
実は、聡子も響の事を悪くは思ってはいなかった。
ただ、親子程歳が離れていて相手は未成年なのだ。
響の言葉を信じたくないと思うのも頷けるのだった。
でも、響はグイグイと聡子を押してゆく。
「俺、里香よりも聡子さんの事の方が好きだった…」
響は自分の母、友里恵からも事ある毎に“医者になれ!!医者になれ!!”と言われ続けていたのだ。
正直、響はその言葉にうんざりしていた。
尚も響はこう言うのだった。
「俺、聡子さんを抱き締めたい…」
それを聞くと聡子は慌ててこういうのだ。
「な、何を言ってるの?前澤くんとは親子程歳が離れているのよ?」
「え?恋愛に歳の差なんて関係ないでしょう?」
これを聞くと聡子は心なしか嬉しく感じたのだった。
響は聡子が座っているソファーの隣に自分の身を置いた。
そして、聡子の肩に手を回し抱き締めるのだった。
それに抵抗しない聡子だった。