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禁断の果実
第5章 婚約者
私は翌朝の火曜日も学校へは行けなかった。
最終的に、私はレイプ事件があった翌日から1週間学校を休むことにした。
どうしても、レイプされたことのショックが大きく以前の様な生活には直ぐには戻れないと感じた。
1週間の休みを貰うのに校長へ連絡しなくてはならないと思っていた。
しかし、真実を話すことはできない。
レイプされたことは優一郎と響だけにしか話せないと思っていた。
学校に電話を掛ける。
呼び出し音が鳴っている。
「もしもし…高岡ですが、校長はいらっしゃいますか?」
「あ、高岡先生ですね、校長なら今校長室におりますので電話を回します…」
「お願いします…」
暫く、オルゴールの音が電話口から聞こえて来た。
そして、校長の高島が電話口に出てきた。
「もしもし…高岡先生かね?」
「はい、高岡です…」
「どうしたんだい、昨日も休んだじゃないか?具合でも悪いのか?」
私はこの話しを聞いて校長が少し怒っているのを感じてしまう。
でも、私はこう言ったのだ。
「実は、昨日から体調が思わしくなくて、病院にも行ったのですが1週間は安静にしてくださいと言われまして…」
「そうか、1週間か…」
「はい…」
最終的に、私はレイプ事件があった翌日から1週間学校を休むことにした。
どうしても、レイプされたことのショックが大きく以前の様な生活には直ぐには戻れないと感じた。
1週間の休みを貰うのに校長へ連絡しなくてはならないと思っていた。
しかし、真実を話すことはできない。
レイプされたことは優一郎と響だけにしか話せないと思っていた。
学校に電話を掛ける。
呼び出し音が鳴っている。
「もしもし…高岡ですが、校長はいらっしゃいますか?」
「あ、高岡先生ですね、校長なら今校長室におりますので電話を回します…」
「お願いします…」
暫く、オルゴールの音が電話口から聞こえて来た。
そして、校長の高島が電話口に出てきた。
「もしもし…高岡先生かね?」
「はい、高岡です…」
「どうしたんだい、昨日も休んだじゃないか?具合でも悪いのか?」
私はこの話しを聞いて校長が少し怒っているのを感じてしまう。
でも、私はこう言ったのだ。
「実は、昨日から体調が思わしくなくて、病院にも行ったのですが1週間は安静にしてくださいと言われまして…」
「そうか、1週間か…」
「はい…」