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禁断の果実
第8章 告白
週末に理恵に響の件を相談して翌日の月曜日に私はいつもの様に学校へと出勤した。
私の心はとても複雑だった。

私はいつもの様に何事も無かったかのように生徒たちに接し、授業を行った。
そして、放課後にはまた美術部の部室へと行ったのだ。

部室には数人の生徒が来ていて自由に油絵などを描いている。
私はその絵を描いている生徒たちを見て回った。

そんな時だった。
部室のドアを「コンコン」と叩く音がした。

私は誰だろう。
そう思いながら部室のドアの所に行ってみる。

そこには響が立っていたのだ。
私は先日のキスのことを思い出して、ちょっと顔を赤らめながらこう聞いたのだ。

「前澤くん、どうしたの?」
「え?先生に会いに来たんだよ…」

そう言うと響は笑って見せる。
私はちょっと戸惑ったが笑ってこう言った。

「そ、そうなの?さ、入って…」
「今日はさ、先生と話がしたくてさ…」

「絵は描かなくていいのかしら?」
「今日は別に描かなくても構わないよ…」

先日、私は響に美術部に入部するように話したのだが、その後余り部室には来ていなかった。
私は先日のキスのことを響はどう思っているのだろうと思っていた。

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