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禁断の果実
第9章 映画館
「ま、前澤くん…そ、それ以上はダメよ…」
「そ、そんなこと、聞けないよ…」
荒い息遣いでそう響は言ってくるのだった。
「あぁ、ん、だ、ダメよ…」
「いいじゃん、他の奴らも同じことしてるよ…」
響は私のいう事を聞いてくれない。
そもそも、私はこの様な状態になる事を期待してショーツを履いてこなかったのだ。
この寂れた映画館やこの官能的な映画を選んだのも私だった。
私は響とこうなりたくて映画に誘ったのだ。
響が私の膣の中に指を入れて掻き回し始めた。
微かではあるが“グジュグジュ”と言う音が聞こえてくる。
その音は映画の俳優の台詞に混じり他の人には聞こえないに違いなかった。
私は恥ずかしくもロングコートの下で股を大きく開いていたのだ。
それを知ると響がまた耳元でこう言ってくるのだ。
「先生、凄くいやらしいな…」
私はそれを聞いても何も言えなかった。
響が私の首筋に自分の唇を這わせてくる。
そして、首筋にキスをした。
そのキスで私の身体は益々濡れてゆくのだった。
響はロングコートから手を出すと今度は私のブラウスに手を伸ばしてきた。
ブラウスの胸元のボタンを外してゆく。
肌けた胸元から手を入れてくる。
私のブラジャーの中に手を入れて乳房を弄る。