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禁断の果実
第10章 禁断の果実
「せ、先生、お、俺、凄い好きだよ…」
「はぁ、はぁ、…わ、私も好きよ…」
益々、ピストンを激しくして私の身体を突いてゆく。
響は暫く私の身体を突くと頂点に達した様だった。
ペニスが少し膨らむのが分かった。
それと同時にペニスから大量の精子が私の身体の奥に放たれたのだ。
私の膣壁はヒクヒクと痙攣し動いていた。
響は最後の精子を絞り出すようにペニスをピクピクとさせていた。
私は優一郎とは違うエクスタシーをこの時感じていた。
もう、私はエクスタシーを感じられないと思っていた。
響は精子を放った後私にこう言うのだ。
「先生、俺、今凄く嬉しくて淋しくないよ…」
セックスをすることで私の身体は癒され、響の孤独な心は癒されていく様だった。
私たちは教師と生徒の一線を越えてしまった。
これから先どうなるのだろう。
そう感じずにはいられなかった。
響が私の身体から離れると大量の精液がシーツの上に流れ出た。
それを優しくティッシュで拭き取ってくれる。
私たちはお互い全裸で抱き合いそのまま少しだけ眠った。
私の心は満たされ身体は上書きされてレイプ事件の事も忘れてゆく様だった。
目が覚めると窓の外はしっとりと暗闇に包まれていた。