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寝取られ貞操帯夫婦
第1章 第1章 佐藤景美 1
「あん、あん」
と言っていたかと思えば、今度は股間に左手をもっていき
「あーーーん」
と言ってシャーっと何回か繰り返していた。
数回繰り返すとガリ股で立っている姿勢がしんどくなったのか崩れて床に横になってしまうが、胸と股間をまさぐっている手は止まることなく自分を刺激し続けていた。
そのうちに動かなくなって意識がないようだった景美だった。
地下室のいいところは時間の経過がわからないことだ。
どれぐらいたったかわからない頃地下室に義弘が下りてくるが、景美は気が付かなかった。
義弘の頬を叩かれて気が付いた景美はぼんやり見える中どこにいるのか一瞬わからなかった。
ぼんやり見えていた目がはっきり見えてくると義弘の後ろに薄汚い男が付いてきていてビデオカメラを構えていた。
「キャっ」
と言ったところで何の説得力もない景美だったが、義弘に
「ここの持ち主の麻弥様だ」
「これからお世話になるから俺と同じように接するように」
といわれる。景美はいかにも薄汚く趣味の合わない男に拒絶感があったが義弘に言われると
「景美です。よろしくお願いします」
と消え入りそうな声で口を開いた。義弘は、その反応に面白くなかったが
「さぁ、始めるか」
「景美は、これからのことを宣言してもらうぞ」
「もちろん後で、言った、言ってないとか、言われるのが嫌だから全部記録に残す」
「もちろん私は無理強いしない」
「景美の自分の言葉でちゃんとするんだぞ」
「後でそれを紙にまとめて景美に署名させるから」
「俺は今後もめることは嫌だから」
「ちょっと髪とかメイク乱れているのを直す間をやるからきれいに」
と言って部屋の隅に小さな鏡と景美の持ってきたかばんを置いてある方を指さす。
景美はけだるい体を起こして部屋の隅の小さな机のあるところに行く。そこで簡単にメイクを直し髪に櫛を入れる。地下室は暗いのでそんなにぱっちりしたメイクにはできないがなんとかメイクが終わり、部屋に置いているベンチのところに向かう。ベンチの前には薄汚い麻弥様がカメラを構えて陣取っていた。麻弥の構えているビデオカメラはすでに撮影状態であるのがわかる赤いランプが付いたままだった。それを見て興奮気味の景美は、背筋を伸ばしいかにきれいに取られようかと考える余裕が少しあった。全裸の景美の身体は少し汗ばみ艶やかな光沢が出ていつもにまして色っぽい景美であった。
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