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数学のセンセイ
第1章 1時間目
「あ。高校生。来てたんだ?」
学校が終わって家には帰らず、弥生ちゃんの家に合鍵で入り込んだ。
嫌々ながらも宿題を片付けちまおうと
弥生ちゃんが帰ってくる前に教科書をスクバから取り出す。
7時を過ぎた頃、弥生ちゃんが帰ってきてそのセリフ。
彼氏に向かって「高校生」はないと思うよ。弥生ちゃん・・・
「遅かったね飯田先生」
俺も負けずにイヤミで先生なんて呼んでみる。
「ごめん。数学科で会議だった。夕飯なにか取る?」
「俺、コンビニ弁当買ってきた」
「お!嬉しい!高校生、ありがと」
彼女の手作り料理を食べたいと思うけど
彼女だって働いている。
無茶を言っちゃいけない。
土日は俺が作る方が多い。
だって弥生ちゃん、女子力低いんだもん。
料理も苦手なら掃除もね。
仕事ばっかで平日は俺が会いに来ないと
会いたいなんて言われたことはない。
俺とドッコイの身長は172センチもある。
カワイイよりカッコイイが似合う弥生ちゃん。
でも俺はそんな彼女に惚れ込んでます。
学校が終わって家には帰らず、弥生ちゃんの家に合鍵で入り込んだ。
嫌々ながらも宿題を片付けちまおうと
弥生ちゃんが帰ってくる前に教科書をスクバから取り出す。
7時を過ぎた頃、弥生ちゃんが帰ってきてそのセリフ。
彼氏に向かって「高校生」はないと思うよ。弥生ちゃん・・・
「遅かったね飯田先生」
俺も負けずにイヤミで先生なんて呼んでみる。
「ごめん。数学科で会議だった。夕飯なにか取る?」
「俺、コンビニ弁当買ってきた」
「お!嬉しい!高校生、ありがと」
彼女の手作り料理を食べたいと思うけど
彼女だって働いている。
無茶を言っちゃいけない。
土日は俺が作る方が多い。
だって弥生ちゃん、女子力低いんだもん。
料理も苦手なら掃除もね。
仕事ばっかで平日は俺が会いに来ないと
会いたいなんて言われたことはない。
俺とドッコイの身長は172センチもある。
カワイイよりカッコイイが似合う弥生ちゃん。
でも俺はそんな彼女に惚れ込んでます。