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数学のセンセイ
第1章 1時間目
「弥生ちゃん今日さ、4組の安田に質問されてたでしょ?」
コンビニ弁当の割り箸を口に入れたまま少し考える。
「あぁ。昼休み前ね」
「弥生ちゃん、腰に手をかけられてたでしょ?」
「ん?そうだった?」
「無防備過ぎない?生徒にそんなことさせちゃうわけ?」
「高校生だよ?子供じゃん?」
俺が地味に傷つく言葉をさらりという。
「俺だって高校生なんですけど」
きょとんとした目で考える弥生ちゃんは
学校で見る「カッコイイ」より少し抜けてる。
プライベートは天然が少し入る。
「智樹は私にとってはオトコだよ」
俺が欲しい言葉もさらりという。
弥生ちゃん。俺ね。モテるんですよ。
そんな俺が女子高生に全く見向きもせず
弥生ちゃんに惚れてんの。
分かってる?
「そんなこと言われたらさ?抱きたくなっちゃうんだけど」
俺の言葉に顔を真っ赤にした弥生ちゃんは
「食べ終わったらね!」と
否定しないところがさらに可愛い。
こんな弥生ちゃんは誰にも見せたくないよ。
コンビニ弁当の割り箸を口に入れたまま少し考える。
「あぁ。昼休み前ね」
「弥生ちゃん、腰に手をかけられてたでしょ?」
「ん?そうだった?」
「無防備過ぎない?生徒にそんなことさせちゃうわけ?」
「高校生だよ?子供じゃん?」
俺が地味に傷つく言葉をさらりという。
「俺だって高校生なんですけど」
きょとんとした目で考える弥生ちゃんは
学校で見る「カッコイイ」より少し抜けてる。
プライベートは天然が少し入る。
「智樹は私にとってはオトコだよ」
俺が欲しい言葉もさらりという。
弥生ちゃん。俺ね。モテるんですよ。
そんな俺が女子高生に全く見向きもせず
弥生ちゃんに惚れてんの。
分かってる?
「そんなこと言われたらさ?抱きたくなっちゃうんだけど」
俺の言葉に顔を真っ赤にした弥生ちゃんは
「食べ終わったらね!」と
否定しないところがさらに可愛い。
こんな弥生ちゃんは誰にも見せたくないよ。