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雨が好き
第28章 お仕事場

蒼人さんは時間を見つけては『みなと町』に来てくれる。
秋になると、登山客が増えてくるそうだ。
そうなると、蒼人さんのお仕事は少し忙しくなる。
山を巡るお仕事。
どんな景色を見ているのだろう。
どんな匂いを嗅いで、
どんな音を感じているの?
あるとき、そんな話題になった。
アイス・カフェラテを飲んでいた彼が
「うちの事務所・・・見てみますか?」
と言ってくれた。
興味がすごくあった。でも、彼のお仕事場の人に会う、と考えると・・・。
んん・・・。
あまりしたことがないこと。外から、自分を見たらどう見えるか?を考える。
蒼人さんは、私を何と言って紹介するつもり・・・なのだろう。
私は蒼人さんの隣りにいて、大丈夫・・・かな・・・。
少し私が躊躇していると、蒼人さんが
「無理にとは、言いませんけど・・・」
と。
違うんです。行きたくないわけじゃないの。
慌てた私は、あれこれ考えていたのを全て飛び越えて、
「行きたいです」
と答えていた。
秋になると、登山客が増えてくるそうだ。
そうなると、蒼人さんのお仕事は少し忙しくなる。
山を巡るお仕事。
どんな景色を見ているのだろう。
どんな匂いを嗅いで、
どんな音を感じているの?
あるとき、そんな話題になった。
アイス・カフェラテを飲んでいた彼が
「うちの事務所・・・見てみますか?」
と言ってくれた。
興味がすごくあった。でも、彼のお仕事場の人に会う、と考えると・・・。
んん・・・。
あまりしたことがないこと。外から、自分を見たらどう見えるか?を考える。
蒼人さんは、私を何と言って紹介するつもり・・・なのだろう。
私は蒼人さんの隣りにいて、大丈夫・・・かな・・・。
少し私が躊躇していると、蒼人さんが
「無理にとは、言いませんけど・・・」
と。
違うんです。行きたくないわけじゃないの。
慌てた私は、あれこれ考えていたのを全て飛び越えて、
「行きたいです」
と答えていた。

