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雨が好き
第28章 お仕事場

まだまだ気温は高く、暑いのだが、日陰は少しひんやりしていて、土の匂いがいっぱいした。あとは・・・なんだろう、木や葉っぱの匂いなのかな?たくさん深呼吸したくなるような感じだった。
日が高いせいか虫の声は聴こえない。
上を見ると大きな木が天を覆っており、隙間からちらちらと高い空を垣間見ることが出来た。
こういうところで、お仕事をしているのね・・・。
「署長に挨拶をしましょう」
蒼人さんがガラッと、横開きの扉を開くと、机がいくつか並んでいた。
想像していたのとちょっと違って、普通の街のオフィスのような感じでもあった。
左手の壁際にはファイルがならんだ棚が据えられており、反対側には別室に続く横開きのドアがあるほかに、ヘルメットとか、ロープとか、そういった備品が整然と並んだ棚があった。
日が高いせいか虫の声は聴こえない。
上を見ると大きな木が天を覆っており、隙間からちらちらと高い空を垣間見ることが出来た。
こういうところで、お仕事をしているのね・・・。
「署長に挨拶をしましょう」
蒼人さんがガラッと、横開きの扉を開くと、机がいくつか並んでいた。
想像していたのとちょっと違って、普通の街のオフィスのような感じでもあった。
左手の壁際にはファイルがならんだ棚が据えられており、反対側には別室に続く横開きのドアがあるほかに、ヘルメットとか、ロープとか、そういった備品が整然と並んだ棚があった。

