この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雨が好き
第29章 ナイトアクアリウム

ん・・・と少し考えて、蒼人さんが言った。
「月のきれいさに似ている」
「どういうこと?」
「世界のいろいろ・・・目に写して、感じ取っているから・・・かな。僕は、あなたに言われて、久しぶりに虹がきれいなのを思い出しました」
月の・・・きれいさ・・・。
なんだか、ちょっと嬉しくなった。
なんか、今日なら・・・、今なら・・・。
「蒼人さん・・・キス、しませんか?」
「大丈夫ですか?」
蒼人さん、私のことを心配してくれている。
多分、大丈夫・・・な気がする。
「手、繋いで寝たら、平気な気がします」
そう言ったら、じゃあ、と・・・。
青い光の中、私と蒼人さんの唇がそっと、触れ合った。
「月のきれいさに似ている」
「どういうこと?」
「世界のいろいろ・・・目に写して、感じ取っているから・・・かな。僕は、あなたに言われて、久しぶりに虹がきれいなのを思い出しました」
月の・・・きれいさ・・・。
なんだか、ちょっと嬉しくなった。
なんか、今日なら・・・、今なら・・・。
「蒼人さん・・・キス、しませんか?」
「大丈夫ですか?」
蒼人さん、私のことを心配してくれている。
多分、大丈夫・・・な気がする。
「手、繋いで寝たら、平気な気がします」
そう言ったら、じゃあ、と・・・。
青い光の中、私と蒼人さんの唇がそっと、触れ合った。

