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雨が好き
第30章 朝日
みるみるうちに朝日の光が膨れ上がり、
私達の身体を照らし、夜が後ろに遠ざかる。

「今日、夢を見たんです」
「へえ、どんな?」
「私達、宇宙船に乗っているんです。アクアリウムみたいな」
「うん」
「地球に帰るんですけど、私怖くなったんです。でも・・・」
「でも?」

ぎゅっと繋いだ手に力を込める。
ここまで話してしまったが、急に恥ずかしくなった。

「・・・えっと・・・内緒です」
「え?なんで!?」

蒼人さんがあまりにも驚いた表情をしたものだから、
私は笑ってしまった。
私達は、笑ってしまった。

朝日がすっかり空に昇る。

清涼な朝が来た。
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