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雨が好き
第35章 枕元

【枕元】
その日、私が蒼人さんのいる病室に入れたのは
午後だいぶ遅くなってからだった。
蒼人さんはかなり強い低体温症になっていたらしい。
骨折よりも、低体温症の方が大変だったようだ。
お医者様は、
「若いから大丈夫だろうけど、一応、数日間様子を見たい」
と言っていた。
だいぶ体力が低下してしまっていましたが、今は安定して、眠っている、
病室に私を通してくれたお医者様がそう説明してくれた。
確かに蒼人さんは眠っていた。
集中管理が不要と考えられ、一般病室に移されていた。
そこは4人部屋だったが、他に入院患者がいなかったので、
部屋にいるのは、私とお父さん、蒼人さんだけだった。
窓の外はまだ明るい。
それなのに、蒼人さんは目を閉じて、眠っていた。
その日、私が蒼人さんのいる病室に入れたのは
午後だいぶ遅くなってからだった。
蒼人さんはかなり強い低体温症になっていたらしい。
骨折よりも、低体温症の方が大変だったようだ。
お医者様は、
「若いから大丈夫だろうけど、一応、数日間様子を見たい」
と言っていた。
だいぶ体力が低下してしまっていましたが、今は安定して、眠っている、
病室に私を通してくれたお医者様がそう説明してくれた。
確かに蒼人さんは眠っていた。
集中管理が不要と考えられ、一般病室に移されていた。
そこは4人部屋だったが、他に入院患者がいなかったので、
部屋にいるのは、私とお父さん、蒼人さんだけだった。
窓の外はまだ明るい。
それなのに、蒼人さんは目を閉じて、眠っていた。

