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雨が好き
第39章 イタリアンレストラン

【イタリアンレストラン】
テーブルの上にグラスに入ったキャンドルが揺れ、
その仄かな光が、私達二人を温かく照らした。
『みなと町』からほど近いイタリアンレストラン、
もちろん、あることは知っていたけど、入ったことはなかった。
今、私はこのレストランで、
『水際』と名乗った女性と向かい合わせに座っている。
ウェイターが差し出したメニューを見て、
彼女は私に『なにか食べられないものとかある?』
と聞いてきた。
私は首を振る。
「じゃあ、適当に頼んじゃうね?」
そう言って、水際さんはこれと、これ、と手早く注文を済ませると、
今度は細長いメニューを開く。
「私はヴェンリテッレ・ソアベ・・・えっと、みなとさんも・・・飲む?」
再び私は再びブンブンと首を振る。
お酒・・・飲んだことない。
「じゃあ、オレンジジュースとかでいい?」
こくこく・・・無言で二回頷いた。
テーブルの上にグラスに入ったキャンドルが揺れ、
その仄かな光が、私達二人を温かく照らした。
『みなと町』からほど近いイタリアンレストラン、
もちろん、あることは知っていたけど、入ったことはなかった。
今、私はこのレストランで、
『水際』と名乗った女性と向かい合わせに座っている。
ウェイターが差し出したメニューを見て、
彼女は私に『なにか食べられないものとかある?』
と聞いてきた。
私は首を振る。
「じゃあ、適当に頼んじゃうね?」
そう言って、水際さんはこれと、これ、と手早く注文を済ませると、
今度は細長いメニューを開く。
「私はヴェンリテッレ・ソアベ・・・えっと、みなとさんも・・・飲む?」
再び私は再びブンブンと首を振る。
お酒・・・飲んだことない。
「じゃあ、オレンジジュースとかでいい?」
こくこく・・・無言で二回頷いた。

