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雨が好き
第39章 イタリアンレストラン

こうして、私と水際さんのディナーが始まった。
料理は次々と運ばれてくる。
どうやら、彼女はコース料理を頼んだようだ。
水際さんはとても表情が豊かで、
本当に美味しそうに食べる人だった。
食べながら、『みなとさんって趣味は?』とか『推しとかいるの?』とか。
たくさん、質問された。
何年も、何年もひとりで過ごしていた私にとって、
水際さんからの質問は、答えるのが大変なものばかりだった。
「あ・・・えっと、本を読んだりとか」
「推し・・・とかはあんまり」
そんな返事しかできない。
料理が一通り来て、最後のデザートになる。
デザートはソルベ、だった。
スプーンで掬って、口にいれると、
ひやりと冷たく爽やかな気持ちになった。
デミタスコーヒーが運ばれてくる。
食べすぎてちょっと苦しいくらいだったけど、
ソルベとコーヒーで、少しお腹が落ち着いた。
料理は次々と運ばれてくる。
どうやら、彼女はコース料理を頼んだようだ。
水際さんはとても表情が豊かで、
本当に美味しそうに食べる人だった。
食べながら、『みなとさんって趣味は?』とか『推しとかいるの?』とか。
たくさん、質問された。
何年も、何年もひとりで過ごしていた私にとって、
水際さんからの質問は、答えるのが大変なものばかりだった。
「あ・・・えっと、本を読んだりとか」
「推し・・・とかはあんまり」
そんな返事しかできない。
料理が一通り来て、最後のデザートになる。
デザートはソルベ、だった。
スプーンで掬って、口にいれると、
ひやりと冷たく爽やかな気持ちになった。
デミタスコーヒーが運ばれてくる。
食べすぎてちょっと苦しいくらいだったけど、
ソルベとコーヒーで、少しお腹が落ち着いた。

