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雨が好き
第40章 夜の公園

【夜の公園】
「ごめんなさい。
すっかり、蒼人が私のこと話しているものだと・・・」
デザートを食べ終わり、店を出たあと、
私達は、夜の公園を一緒に歩く。
その間も水際さんは私に対して『ごめんなさい』を繰り返していた。
多分、私・・・よほどの顔をしていたのだろう。
ドキドキしてしまったのは事実だ。
そんなわけ・・・と思いながら、
蒼人さんの恋人だったら、と考えてしまっていた。
「それにしても、蒼人の奴、ほんっとーに!もう!」
蒼人さんが自分のことを何も話していないことがよほどショックだったのか、
水際さんは何度も蒼人さんに対する愚痴をこぼしていた。
彼女は蒼人さんの2つ下、
と、いうことは私と同じ年齢ということだ。
「蒼人からは少ししか聞いていないんだ、あなたのこと。
で、昨日すれ違ったでしょ?だから・・・お話したくなっちゃって」
それで、『みなと町』に来たのだという。
「ごめんなさい。
すっかり、蒼人が私のこと話しているものだと・・・」
デザートを食べ終わり、店を出たあと、
私達は、夜の公園を一緒に歩く。
その間も水際さんは私に対して『ごめんなさい』を繰り返していた。
多分、私・・・よほどの顔をしていたのだろう。
ドキドキしてしまったのは事実だ。
そんなわけ・・・と思いながら、
蒼人さんの恋人だったら、と考えてしまっていた。
「それにしても、蒼人の奴、ほんっとーに!もう!」
蒼人さんが自分のことを何も話していないことがよほどショックだったのか、
水際さんは何度も蒼人さんに対する愚痴をこぼしていた。
彼女は蒼人さんの2つ下、
と、いうことは私と同じ年齢ということだ。
「蒼人からは少ししか聞いていないんだ、あなたのこと。
で、昨日すれ違ったでしょ?だから・・・お話したくなっちゃって」
それで、『みなと町』に来たのだという。

