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雨が好き
第43章 女友達

【女友達】
「ごめん!みなとちゃん!待った?」
水際さんとの待ち合わせ場所は、隣町の駅の改札だった。
水際さんは約束の時間から5分くらい、遅刻していた。
私は約束の15分くらい前にはついていたので、
20分くらいはここにいた。
待ったと言えば、待ったが、約束の時間からは
5分くらい・・・
待った内に、入るのかな?
「大丈夫です」
それほど待ったことにはならないだろうと思って、言ったのだが、
水際さんは、私の方を向いて両手で拝む仕草。
「ごめんなさい!
私、結構うっかりで・・・、一駅乗り過ごしちゃった」
そして、ここが自分の仕事場なのだけど、と真上を指さす。
水際さんは、駅ビルといっしょになっているデパートで働いているらしい。
「結構、遅刻ギリ・・・アウトのこと、多いんだ・・・」
アウトなんだ・・・。
それはまずいのでは?
肩で息をしている水際さんは、本当に一生懸命急いでくれたみたいで、
いつもかっこいいと思っていたのに、それと・・・ギャップがあって、
なんというか・・・すごい・・・可愛らしかった。
自然と、笑みがこぼれた。
「ごめん!みなとちゃん!待った?」
水際さんとの待ち合わせ場所は、隣町の駅の改札だった。
水際さんは約束の時間から5分くらい、遅刻していた。
私は約束の15分くらい前にはついていたので、
20分くらいはここにいた。
待ったと言えば、待ったが、約束の時間からは
5分くらい・・・
待った内に、入るのかな?
「大丈夫です」
それほど待ったことにはならないだろうと思って、言ったのだが、
水際さんは、私の方を向いて両手で拝む仕草。
「ごめんなさい!
私、結構うっかりで・・・、一駅乗り過ごしちゃった」
そして、ここが自分の仕事場なのだけど、と真上を指さす。
水際さんは、駅ビルといっしょになっているデパートで働いているらしい。
「結構、遅刻ギリ・・・アウトのこと、多いんだ・・・」
アウトなんだ・・・。
それはまずいのでは?
肩で息をしている水際さんは、本当に一生懸命急いでくれたみたいで、
いつもかっこいいと思っていたのに、それと・・・ギャップがあって、
なんというか・・・すごい・・・可愛らしかった。
自然と、笑みがこぼれた。

