この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨が好き
第44章 誕生日
【誕生日】

「え?蒼人の誕生日、知らなかったの!?」

今日は、水際さんとの何度目かの『デート』。

水際さんが行きたがっていた、
隣町のフルーツパーラーに来ていた。

実は、私は、パフェ、というものを、この日、初めて食べたのだが、
私が『初めて食べた』ということに水際さんはいたく驚いていた。

こんな大きいの食べられるかしら・・・
と思っていたけど、甘いものは別腹らしく、スルスルと、入ってしまう。

そして、食べている内に段々と味わいが変わっていくのが初めての体験で、『おいしいです』を連発してしまう。

そんな中の話題。
そろそろ、蒼人さんの誕生日、と水際さんが言ったときのことだった。

私が、え!?という顔をしたのを受けて、
水際さんが放ったのが、冒頭の言葉であった。

「蒼人ったら!ほんっとーに朴念仁!!!」

恋人が自分に誕生日プレゼントを送りたがる気持ち、
なんでわっかんないのよ!

と、ぷりぷりする。

「蒼人の誕生日は10月2日!来週の水曜よ」

やっぱりプレゼント・・・したい・・・かも。
でも、何をあげたら・・・。

そう考えていたのが顔に出ていたらしい。
水際さんが、
「一緒にプレゼント探しに行こう!」
と誘ってくれた。

2日後の木曜日、水際さんが早上がりの日、私達は蒼人さんの誕生日プレゼントを探すため、デパート入口で待ち合わせをすることになった。
/283ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ