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雨が好き
第44章 誕生日

【誕生日】
「え?蒼人の誕生日、知らなかったの!?」
今日は、水際さんとの何度目かの『デート』。
水際さんが行きたがっていた、
隣町のフルーツパーラーに来ていた。
実は、私は、パフェ、というものを、この日、初めて食べたのだが、
私が『初めて食べた』ということに水際さんはいたく驚いていた。
こんな大きいの食べられるかしら・・・
と思っていたけど、甘いものは別腹らしく、スルスルと、入ってしまう。
そして、食べている内に段々と味わいが変わっていくのが初めての体験で、『おいしいです』を連発してしまう。
そんな中の話題。
そろそろ、蒼人さんの誕生日、と水際さんが言ったときのことだった。
私が、え!?という顔をしたのを受けて、
水際さんが放ったのが、冒頭の言葉であった。
「蒼人ったら!ほんっとーに朴念仁!!!」
恋人が自分に誕生日プレゼントを送りたがる気持ち、
なんでわっかんないのよ!
と、ぷりぷりする。
「蒼人の誕生日は10月2日!来週の水曜よ」
やっぱりプレゼント・・・したい・・・かも。
でも、何をあげたら・・・。
そう考えていたのが顔に出ていたらしい。
水際さんが、
「一緒にプレゼント探しに行こう!」
と誘ってくれた。
2日後の木曜日、水際さんが早上がりの日、私達は蒼人さんの誕生日プレゼントを探すため、デパート入口で待ち合わせをすることになった。
「え?蒼人の誕生日、知らなかったの!?」
今日は、水際さんとの何度目かの『デート』。
水際さんが行きたがっていた、
隣町のフルーツパーラーに来ていた。
実は、私は、パフェ、というものを、この日、初めて食べたのだが、
私が『初めて食べた』ということに水際さんはいたく驚いていた。
こんな大きいの食べられるかしら・・・
と思っていたけど、甘いものは別腹らしく、スルスルと、入ってしまう。
そして、食べている内に段々と味わいが変わっていくのが初めての体験で、『おいしいです』を連発してしまう。
そんな中の話題。
そろそろ、蒼人さんの誕生日、と水際さんが言ったときのことだった。
私が、え!?という顔をしたのを受けて、
水際さんが放ったのが、冒頭の言葉であった。
「蒼人ったら!ほんっとーに朴念仁!!!」
恋人が自分に誕生日プレゼントを送りたがる気持ち、
なんでわっかんないのよ!
と、ぷりぷりする。
「蒼人の誕生日は10月2日!来週の水曜よ」
やっぱりプレゼント・・・したい・・・かも。
でも、何をあげたら・・・。
そう考えていたのが顔に出ていたらしい。
水際さんが、
「一緒にプレゼント探しに行こう!」
と誘ってくれた。
2日後の木曜日、水際さんが早上がりの日、私達は蒼人さんの誕生日プレゼントを探すため、デパート入口で待ち合わせをすることになった。

