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雨が好き
第49章 贈り物

「ありがとう、水際」
そこに詰まっている想いとは不釣り合いなほど、
蒼人さんのお返事は、簡単に感じた。
「次はみなとちゃんの番だよ」
促されて、私もプレゼントを取り出した。
濃紺の不織布袋。バースデーケーキが描かれていて、やっぱりハッピーバースデーの文字。袋の大きさは水際さんと同じくらい。
蒼人さんが開くと、中から濃い茶色とチャコールの縞模様のラッピングをした箱と、『みなと町』で使っているコーヒー豆の入った袋。
箱の中は、ポータブルコーヒーメーカー。
「いい匂い・・・」
蒼人さんが呟く。コーヒー豆の匂いが袋を開けた途端に広がったのだ。
そして、箱を取り出して、丁寧にラッピングを取っていった。
「すごい・・・これ・・・コーヒーミル?
スキムミルクと・・・あ、これにコーヒー豆を入れられる・・・」
そう、買ってきたセットの中にある豆入れに、私はあらかじめ豆を入れておいたのだ。
そして、スキムミルクの容器と、フィルターも数枚。
さらに・・・
そこに詰まっている想いとは不釣り合いなほど、
蒼人さんのお返事は、簡単に感じた。
「次はみなとちゃんの番だよ」
促されて、私もプレゼントを取り出した。
濃紺の不織布袋。バースデーケーキが描かれていて、やっぱりハッピーバースデーの文字。袋の大きさは水際さんと同じくらい。
蒼人さんが開くと、中から濃い茶色とチャコールの縞模様のラッピングをした箱と、『みなと町』で使っているコーヒー豆の入った袋。
箱の中は、ポータブルコーヒーメーカー。
「いい匂い・・・」
蒼人さんが呟く。コーヒー豆の匂いが袋を開けた途端に広がったのだ。
そして、箱を取り出して、丁寧にラッピングを取っていった。
「すごい・・・これ・・・コーヒーミル?
スキムミルクと・・・あ、これにコーヒー豆を入れられる・・・」
そう、買ってきたセットの中にある豆入れに、私はあらかじめ豆を入れておいたのだ。
そして、スキムミルクの容器と、フィルターも数枚。
さらに・・・

