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雨が好き
第49章 贈り物

「最近、寒いから・・・あったかいもの、飲めるだろ?
本当は、アクセサリーとかのほうがいいのかもしれないけど、
多分、俺が選ぶより、水際が選んだほうがいいし・・・
服系は絶対センス敵わないから・・・」
水際さんはマグカップを、胸に抱きしめんばかりに両手で包み込むように持つ。
蒼人さんは、蒼人さんなりにすごくたくさん水際さんのことを考えてプレゼントを選んでいた。きっと、それが水際さんにも伝わっている。
水際さんが、とても嬉しそうだった。
「それと・・・みなとさんには・・・」
取り出したのは、30センチくらいの棒状の何か。
水色の袋に入っていた。袋はやはり淡い青色のリボンで口を結わえてある。
何だろう?
開けてみる。
これ・・・って・・・
「折りたたみ傘・・・」
青空をモチーフにした折りたたみ傘だった。
柄の部分もきれいな空色。
開いてみると、青空が広がったみたいだった。
少し、大きめ・・・に感じる。
本当は、アクセサリーとかのほうがいいのかもしれないけど、
多分、俺が選ぶより、水際が選んだほうがいいし・・・
服系は絶対センス敵わないから・・・」
水際さんはマグカップを、胸に抱きしめんばかりに両手で包み込むように持つ。
蒼人さんは、蒼人さんなりにすごくたくさん水際さんのことを考えてプレゼントを選んでいた。きっと、それが水際さんにも伝わっている。
水際さんが、とても嬉しそうだった。
「それと・・・みなとさんには・・・」
取り出したのは、30センチくらいの棒状の何か。
水色の袋に入っていた。袋はやはり淡い青色のリボンで口を結わえてある。
何だろう?
開けてみる。
これ・・・って・・・
「折りたたみ傘・・・」
青空をモチーフにした折りたたみ傘だった。
柄の部分もきれいな空色。
開いてみると、青空が広がったみたいだった。
少し、大きめ・・・に感じる。

