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雨が好き
第50章 帰り道

【帰り道】
午後の4時くらいから始まったお誕生会。
いつの間にか、9時を回っていた。
時間て、本当は伸びたり、縮んだりするのかもしれない。
もしかしたら、今は、神様が意地悪をして、縮めてしまったのではないだろうか。
いつの間に?と思うほど、早く時間が過ぎてしまった。
「そろそろ、帰らなきゃね」
「うん、そうだね」
「えー!まだ飲むぅ〜」
「明日も仕事だろ・・・」
「いいなぁ!蒼人はお休みで!」
「骨折してるから・・・」
「ずるい、ずるい!!」
「まあまあ・・・」
そんな会話。でも、いよいよ帰る時間だ。
私は、慣れないお酒を飲んで、若干足元がふらついていた。
立ち上がった拍子にふらりとして、腕を水際さんに支えられてしまう。
私よりずっとたくさん飲んでいたはずなのに、水際さんは随分しっかりしているみたい。
お片付けをして、暇乞い。
名残惜しいけど・・・
「お・・・送っていくよ」
午後の4時くらいから始まったお誕生会。
いつの間にか、9時を回っていた。
時間て、本当は伸びたり、縮んだりするのかもしれない。
もしかしたら、今は、神様が意地悪をして、縮めてしまったのではないだろうか。
いつの間に?と思うほど、早く時間が過ぎてしまった。
「そろそろ、帰らなきゃね」
「うん、そうだね」
「えー!まだ飲むぅ〜」
「明日も仕事だろ・・・」
「いいなぁ!蒼人はお休みで!」
「骨折してるから・・・」
「ずるい、ずるい!!」
「まあまあ・・・」
そんな会話。でも、いよいよ帰る時間だ。
私は、慣れないお酒を飲んで、若干足元がふらついていた。
立ち上がった拍子にふらりとして、腕を水際さんに支えられてしまう。
私よりずっとたくさん飲んでいたはずなのに、水際さんは随分しっかりしているみたい。
お片付けをして、暇乞い。
名残惜しいけど・・・
「お・・・送っていくよ」

