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雨が好き
第60章 紅葉狩り

目的地は、電車で1時間半くらいかかる。山間の町の駅。
駅からハイキングコースまでは30分ほど歩くそうだ。
そこからは大体ぐるっとコースを廻ると2時間位。ご飯を食べたり、休憩なんかも考えると、3時間位かな、と蒼人さんは言っていた。
朝から出発して、多分、帰りは夕方になる・・・そんな予定だった。
電車を降りて、駅を出る。
案内板を見て、一路ハイキングコースを目指す。
天気予報は晴れ。
空を見上げても晴れ。
高い空と薄くたなびく雲が私達を迎えてくれていた。
「歩きやすい気候で良かったですね」
「はい」
リュックをクイッと持ち上げる。
荷物はそんなに重くない。
重たい水筒は、蒼人さんが持ってくれているからだ。
ちらっと蒼人さんを見る。
同じ・・・お洋服。
そして、同じ目的地。
それは、私をとても幸せな気持ちにさせた。
駅からハイキングコースまでは30分ほど歩くそうだ。
そこからは大体ぐるっとコースを廻ると2時間位。ご飯を食べたり、休憩なんかも考えると、3時間位かな、と蒼人さんは言っていた。
朝から出発して、多分、帰りは夕方になる・・・そんな予定だった。
電車を降りて、駅を出る。
案内板を見て、一路ハイキングコースを目指す。
天気予報は晴れ。
空を見上げても晴れ。
高い空と薄くたなびく雲が私達を迎えてくれていた。
「歩きやすい気候で良かったですね」
「はい」
リュックをクイッと持ち上げる。
荷物はそんなに重くない。
重たい水筒は、蒼人さんが持ってくれているからだ。
ちらっと蒼人さんを見る。
同じ・・・お洋服。
そして、同じ目的地。
それは、私をとても幸せな気持ちにさせた。

