この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雨が好き
第71章 お兄ちゃん

「連れて帰れるかな?」
そう言って立ち上がった蒼人さんも足取りが怪しかった。
「タクシーかなあ」
そう言って頭をかく。
「みなと、もしよかったら泊めて差し上げなさい」
机の上を片付けながら、お父さんが言う。
「え・・・それはさすがに」
蒼人さんも慌てて遠慮する。
「うちは構わないよ。着替え・・・うーん、蒼人くんの分は私のTシャツで良ければ貸せるし、水際さんの分はみなとがなんとかできるだろう?」
蒼人さん、うーん・・・と少し考えて、
水際さんを見て、私を見て、また突っ伏して幸せそうに寝息を立ててる水際さんを見た。
「もし・・・お言葉に甘えられるなら」
こうして、期せずして、二回目のお泊り会が実施される運びとなった。
そう言って立ち上がった蒼人さんも足取りが怪しかった。
「タクシーかなあ」
そう言って頭をかく。
「みなと、もしよかったら泊めて差し上げなさい」
机の上を片付けながら、お父さんが言う。
「え・・・それはさすがに」
蒼人さんも慌てて遠慮する。
「うちは構わないよ。着替え・・・うーん、蒼人くんの分は私のTシャツで良ければ貸せるし、水際さんの分はみなとがなんとかできるだろう?」
蒼人さん、うーん・・・と少し考えて、
水際さんを見て、私を見て、また突っ伏して幸せそうに寝息を立ててる水際さんを見た。
「もし・・・お言葉に甘えられるなら」
こうして、期せずして、二回目のお泊り会が実施される運びとなった。

