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雨が好き
第82章 ふたつの内緒

あれこれ、あれこれ
水際さんも途中から入って、飲んでくれて
でも、水際さんは何を飲んでも『おいしい!!』って言ってくれるので、
嬉しいのだけど、差がわからない・・・
そして、ついに・・・
これが一番おいしい、というのにたどり着いた。
2週間近く頑張った集大成。
レシピを慎重に確認して、淹れてみる。
お父さん、水際さん、
蒼人さん
そして、私も
「うん」
「あ!すご!」
「うん・・・うん・・・」
ふわっと口に入れた瞬間に濃厚なチョコの風味が広がって、その次にくっきりとした苦みが追いかけてくる。
その味わいが、上手く噛み合っている感じ
全体を生クリームがまろやかにまとめていた
・・・おいしい・・・
『みなと町』のフロアが一瞬、しん・・・とした。
「お・・・お・・・おいしいいい!!!!」
沈黙を破ったのは水際さん。
「やっぱりこの配分が一番スッキリ飲める」
「うん・・・これなら看板メニューにもなりそうだ」
追いかけて、皆口々に。
もう一口飲んでみる。
いつものコーヒーよりも濃い感じ。
身体の中からあったかくなる感じ。
「これ、出したらきっとバカ売れだよ!
レシピあるから後輩ちゃんたちも作れるし!すごい!すごいよ、みなとちゃん!!」
感極まったのか、ぎゅうっと水際さんが抱きついてきた。
水際さんも途中から入って、飲んでくれて
でも、水際さんは何を飲んでも『おいしい!!』って言ってくれるので、
嬉しいのだけど、差がわからない・・・
そして、ついに・・・
これが一番おいしい、というのにたどり着いた。
2週間近く頑張った集大成。
レシピを慎重に確認して、淹れてみる。
お父さん、水際さん、
蒼人さん
そして、私も
「うん」
「あ!すご!」
「うん・・・うん・・・」
ふわっと口に入れた瞬間に濃厚なチョコの風味が広がって、その次にくっきりとした苦みが追いかけてくる。
その味わいが、上手く噛み合っている感じ
全体を生クリームがまろやかにまとめていた
・・・おいしい・・・
『みなと町』のフロアが一瞬、しん・・・とした。
「お・・・お・・・おいしいいい!!!!」
沈黙を破ったのは水際さん。
「やっぱりこの配分が一番スッキリ飲める」
「うん・・・これなら看板メニューにもなりそうだ」
追いかけて、皆口々に。
もう一口飲んでみる。
いつものコーヒーよりも濃い感じ。
身体の中からあったかくなる感じ。
「これ、出したらきっとバカ売れだよ!
レシピあるから後輩ちゃんたちも作れるし!すごい!すごいよ、みなとちゃん!!」
感極まったのか、ぎゅうっと水際さんが抱きついてきた。

