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雨が好き
第14章 夕立
【夕立】

『お母さんの浴衣がよく似合うね』とお父さんに言われた。

私もお父さんも浴衣の着付けができないので、隣に住んでいる恵美子おばさんに着せてもらった。

薄い青色の布地に、紫の朝顔が染め上げられている。
帯は紺色。

恵美子おばさんも、お母さんの若い頃にそっくりだと言う。
鏡の前で袖をあげ、振り返り、見る、自分の姿。

普段はおろしている髪の毛は、一つに束ねて、すこしだけくるんとさせてみた。おばさんが『若い娘なら、こんな感じよ』と教えてもらったやり方だ。

おかしく・・・ないかな?

バックは、これもお母さんが使っていたという籐のカゴのようなやつ。おサイフ、お化粧道具を少し、蒼人さんに買ってもらったハンカチ、そして、折りたたみの傘。

鏡の中に重なるお母さんに、心の中で挨拶した。

『行ってきます』

『みなと町』でお父さんにも行ってきますと言う。
こころなしか、お父さんがとても嬉しそうにしているように見えた。
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