この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨が好き
第100章 二人旅
ちらりとそちらを伺って、大丈夫そう、と思ったので、私は蒼人さんの向かいの席に腰を下ろす。



なんか、お顔が・・・

蒼人さんのお顔が赤い気がした。

「今度、その・・・樹木医になるための研修があって・・・それが、その・・・軽井沢であるんだ。研修自体は1日で終わるんですけど・・・えっと・・・」

ひとくちで、残ったコーヒーを飲み干していた。

「だから・・・あの、その後、せっかく軽井沢だから、だから・・・一緒に・・・1泊旅行・・・い・・・行きませんか?」

いっぱく・・・りょこう・・・?

その言葉は脳には届いていた。言ってることはもちろん分かる。
でも、意味をよく理解できなかった。

わたし
あおとさん
いっぱく
りょこう・・・?

おとまり?
いっしょに?

じんわりと心に染み込んできて、

電車に一緒に乗ってるところ
お山とか、森を歩いているところ
夕日を眺めているところ
ベンチに腰掛けて夜空で星を数えているところ

イメージが浮かんできて、くるくると頭の中を巡って
そして・・・

一緒の・・・お部屋?

瞬間、頬が熱くなった。
/451ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ