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雨が好き
第100章 二人旅

ちらりとそちらを伺って、大丈夫そう、と思ったので、私は蒼人さんの向かいの席に腰を下ろす。
?
なんか、お顔が・・・
蒼人さんのお顔が赤い気がした。
「今度、その・・・樹木医になるための研修があって・・・それが、その・・・軽井沢であるんだ。研修自体は1日で終わるんですけど・・・えっと・・・」
ひとくちで、残ったコーヒーを飲み干していた。
「だから・・・あの、その後、せっかく軽井沢だから、だから・・・一緒に・・・1泊旅行・・・い・・・行きませんか?」
いっぱく・・・りょこう・・・?
その言葉は脳には届いていた。言ってることはもちろん分かる。
でも、意味をよく理解できなかった。
わたし
あおとさん
いっぱく
りょこう・・・?
おとまり?
いっしょに?
じんわりと心に染み込んできて、
電車に一緒に乗ってるところ
お山とか、森を歩いているところ
夕日を眺めているところ
ベンチに腰掛けて夜空で星を数えているところ
イメージが浮かんできて、くるくると頭の中を巡って
そして・・・
一緒の・・・お部屋?
瞬間、頬が熱くなった。
?
なんか、お顔が・・・
蒼人さんのお顔が赤い気がした。
「今度、その・・・樹木医になるための研修があって・・・それが、その・・・軽井沢であるんだ。研修自体は1日で終わるんですけど・・・えっと・・・」
ひとくちで、残ったコーヒーを飲み干していた。
「だから・・・あの、その後、せっかく軽井沢だから、だから・・・一緒に・・・1泊旅行・・・い・・・行きませんか?」
いっぱく・・・りょこう・・・?
その言葉は脳には届いていた。言ってることはもちろん分かる。
でも、意味をよく理解できなかった。
わたし
あおとさん
いっぱく
りょこう・・・?
おとまり?
いっしょに?
じんわりと心に染み込んできて、
電車に一緒に乗ってるところ
お山とか、森を歩いているところ
夕日を眺めているところ
ベンチに腰掛けて夜空で星を数えているところ
イメージが浮かんできて、くるくると頭の中を巡って
そして・・・
一緒の・・・お部屋?
瞬間、頬が熱くなった。

