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雨が好き
第101章 大好きな時間
蒼人さんの注文を受けて、私はキッチンへ。

お料理はお父さん
コーヒーやドリンクは私

それが『みなと町』の役割分担

コトリ、とカップを置く。

濃いめのコーヒーに甘いチョコレートが溶けている
白い月のような生クリームがくるんとのっている

これが、『みなと町』の看板メニューのひとつ、
蒼人さんのお名前を貰ったコーヒー・・・『蒼月』だ

この時間、蒼人さん以外にお客さんはまだいない。
お昼時まで1時間ほどは多分このまま。
お父さんの方をちらっと見ると、少し頷いてくれたので、
私は蒼人さんのお隣りに座る

そうか・・・今日、雨だから・・・

外を見るとサラサラと町を灰色に濡らす雨が降る
さっきは花散らす雨と思っていたけれど
蒼人さんを連れてきてくれたとしたら、

やっぱり私は、雨が好き・・・そう思う

「これ・・・軽井沢の?」
テーブルの上にあったムックを蒼人さんが見つけた

「あ、うん・・・今度、行くから、って思って」
「僕も、ちょっと調べてみたんだけど」
「蒼人さんも?」
「はい・・・1日目は終わりが15時なんで、その後、行かれるところて思って・・・」
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