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雨が好き
第16章 寝室

【寝室】
身体がずっと熱を帯びている。
それは、夏が近く、気温が高いせい、ばかりじゃない。
抱きしめられた感触が、私の身体に焼き付いてしまったようだった。
ころん、とベッドに仰向けになる。
電気がついていないので、青色に冴えた宵闇が部屋に満ちている。
「蒼人さん・・・」
結局、神社で蒼人さんの昔の彼女さんの話を聞いて、ぎゅっと抱きしめられた後、雨が小ぶりになったのを見計らって境内を離れた。
そのまま、最初の公園のところまで。
この後は特に約束がない、けれども、離れ・・・がたかった。
一生分・・・一生分、と心に言い聞かせて、私は言った。
「私は・・・蒼人さんともっと、もっと、一緒にいたいです」
一生分の勇気だった。
そして、私は知らなかった。人に本当の気持ちを伝えるのって、こんなにも熱くて、痛いことなのだと。
心がむき出しになって、そのままぶつかっていったような・・・そんな気がした。
うつむいたままの私。
心臓は、ことさらその存在を主張し続ける。
身体がずっと熱を帯びている。
それは、夏が近く、気温が高いせい、ばかりじゃない。
抱きしめられた感触が、私の身体に焼き付いてしまったようだった。
ころん、とベッドに仰向けになる。
電気がついていないので、青色に冴えた宵闇が部屋に満ちている。
「蒼人さん・・・」
結局、神社で蒼人さんの昔の彼女さんの話を聞いて、ぎゅっと抱きしめられた後、雨が小ぶりになったのを見計らって境内を離れた。
そのまま、最初の公園のところまで。
この後は特に約束がない、けれども、離れ・・・がたかった。
一生分・・・一生分、と心に言い聞かせて、私は言った。
「私は・・・蒼人さんともっと、もっと、一緒にいたいです」
一生分の勇気だった。
そして、私は知らなかった。人に本当の気持ちを伝えるのって、こんなにも熱くて、痛いことなのだと。
心がむき出しになって、そのままぶつかっていったような・・・そんな気がした。
うつむいたままの私。
心臓は、ことさらその存在を主張し続ける。

