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雨が好き
第19章 演奏会
そして、そろそろお別れしなきゃいけないところ。駅前の広場。彼はここからお仕事場に。私は『みなと町』に戻らなきゃいけない。

こんど、いつ来てくれる?
できるだけ早めに。

そんないつもの会話が嬉しかった。

でも、今日は、ちょっとだけいつもと違うところがあった。
私が彼の指が気になって仕方がなかったのだ。
実は歩いている間中、ずっとずっと見ていた。

細いしなやかな指。
優しい音楽を爪弾く指先。

触れて・・・みたいな。

ドキンドキンと心臓が高鳴る。
いい・・・よね?
私達・・・恋人同士・・・だから・・・。

私はギターを弾いてほしいと強請って、多分、ちょっとお願いするのに、慣れてしまったのだと思う。彼に言った。

「あ・・・あの・・・手に触れていいですか?」
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