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雨が好き
第23章 雷雨
蒼人さんが、するりと私の額に手を触れる。
冷たい、手が心地よかった。

「熱いね」
「うん」
「熱、大分高いの?」
「うん・・・さっき測ったら39度だった」
「お昼ごはんは?」
「まだ」
「こんなんでいい?それとも、お父さんが作ってくれる?」

『こんなん』というのは、ゼリー飲料のことだった。

私はそっちがいいと言って、ゼリー飲料を開けてもらった。
チュルッとのどごしが良く、確かに食べやすい。
冷たくて、体の中の熱がすーっと冷めるみたいだった。

「うん・・・ありがとう」
「横になりなよ」

確かに、今なら眠れそう。

ピカ!

横になろうとした瞬間、窓の外が光った。
次いで、雷鳴が轟く。

「きゃ!」

私は蒼人さんにしがみついてしまう。
私の身体が多分熱いんだ。
彼の身体はひんやりしてて、とても気持ちよかった。
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