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雨が好き
第24章 二人きり

「あの・・・ごめんなさい。明かりを消してもらってもいいですか?」
背中とはいえ、明るいところで見られるのはとても恥ずかしかった。
ぱちん・・・と彼が明かりを消してくれる。
瞬間、部屋が暗く沈黙した。
最初はTシャツをまくるだけにしようかと思ったけど、暗くなったことで気が大きくなったのか、私は全部脱いでいた。
一応、手で胸は隠してみる。
「もう・・・大丈夫です。・・・お願い、できますか?」
すごく、すごく、甘えた気持ちだ。
ヒヤリとした感覚を、肩に感じる。
そっと、そっと、タオルが私の肩を滑っていく。
反対側も。
なんとなく、遠慮がちな感じが、ちょっともどかしい。
肩が終わると、次は、背中。
いったんタオルを洗う音が聞こえる。
絞って、シュッシュと清拭剤を吹きかけている。
そして、背中に感じる優しい彼の手。
目が自然と閉じる。
猫が飼い主に背中を撫でられている時って、もしかしたらこういう気持ち?
でも、ずっとこうしてもらいたいという私の願いに反して、背中の清拭はあっという間に終わってしまった。
背中とはいえ、明るいところで見られるのはとても恥ずかしかった。
ぱちん・・・と彼が明かりを消してくれる。
瞬間、部屋が暗く沈黙した。
最初はTシャツをまくるだけにしようかと思ったけど、暗くなったことで気が大きくなったのか、私は全部脱いでいた。
一応、手で胸は隠してみる。
「もう・・・大丈夫です。・・・お願い、できますか?」
すごく、すごく、甘えた気持ちだ。
ヒヤリとした感覚を、肩に感じる。
そっと、そっと、タオルが私の肩を滑っていく。
反対側も。
なんとなく、遠慮がちな感じが、ちょっともどかしい。
肩が終わると、次は、背中。
いったんタオルを洗う音が聞こえる。
絞って、シュッシュと清拭剤を吹きかけている。
そして、背中に感じる優しい彼の手。
目が自然と閉じる。
猫が飼い主に背中を撫でられている時って、もしかしたらこういう気持ち?
でも、ずっとこうしてもらいたいという私の願いに反して、背中の清拭はあっという間に終わってしまった。

