この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨が好き
第27章 星空
【星空】

私が泣いてしまった後、
私達は持ってきたサンドイッチを日陰で食べたり、アイス・カフェラテを飲んだりして過ごした。

日が少し陰ってからは、車で海岸線をドライブしたりした。

のどが渇いたかも、ということで、海岸を見下ろせる高台に車を止め、買ってきた炭酸飲料をふたりで分け合って飲んだ。

蒼人さんは、さっきのことには触れなかった。
私が、なんで泣いたのか、聞いては来なかった。

でも、多分、すごく気にしている。
それだけはよく分かった。

日陰のベンチに座って、海を見下ろす。

「蒼人さん・・・」

キュッと、手にしたコップを握りしめる。
いつかは・・・言わなきゃいけない、こと・・・だと思う。
一度、唇を噛み締めて、決心を固める。

私がお父さん以外、誰にも言えなかったこと。
もしかしたら、嫌われてしまうかもしれないこと。

だから・・・怖い・・・怖いこと。
/267ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ