パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第27章 星空

「私は、小さい頃・・・小学校３年生の時・・・いたずら・・・いいえ・・・レイプされたんです」

ギリ・・・と歯ぎしりの音が聞こえた。

「相手は、学校の、先生・・・担任でした。放課後、教材準備室で・・・」

私は夕焼けオレンジの満ちる部屋の中、
担任の手で裸にされた。

記憶の中の先生は逆光でまっ黒くて、
そのくせ、目がギラギラしていて、
唇がヌラヌラと光っていて・・・。

ここからの記憶は断片的で、よく思い出せなかった。
何をされたか、はっきりわからない。でも、あの時の嫌悪感はありありと身体に刻まれている。それは、気を抜けば、何かの拍子に溢れてしまうほど。

「だから、私は男の人が苦手になりました。」

コップを持つ手が震えた。