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聖女様は天敵の魔王様にパコパコされる
第3章 おっぱいを愛でらる聖女
(ここは···どこ?)
シェリルが目を覚ますと、見慣れぬ天井が視界に入った。
天井と言うよりは、天蓋付きベッドの天井と言った方が正しいだろう。
酷く寝心地の良いベッドに寝かされ、シェリルは戸惑いながら体を起こそうとするも、両手首が鎖で頭上で固定されていて、ジャリっと無機質な音と共にジリジリとした恐怖感に襲われる。
仰向けになったまま、抵抗がてらどんなに腕を回しても鎖が邪魔をして動かせない。
「起きていたのですね」
「あなたはっ!」
ガチャリとやたら豪華なドアを開いて入って来たのは、この魔王城の主。
聖女であるシェリルを攫って来たのは、魔界の王であるアランだった。
「ご気分はいかがですか?聖女シェリル···」