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甘いピンクの果実
第2章 元アイドルで女子アナの生島絵梨花の女子校時代
 「こっちから訊くからこたえてくれる」眼が合った。絵梨花の顔はパッと一瞬で輝いた。「ショックだった。面接で採用してシフト決めても来ない人はいる。一日働いてちょっと無理そうです。そんな人もいる。、一、二時間働いて無理なんで帰ります。そういう人もいる。でも生野さんが連絡なしで来ない。ぜんぜん想像もしてなかった」秋葉乃は焼けた肉を絵梨花の小皿に乗せようとしたが、さっき絵梨花の小皿に乗せた上カルビはそのままだ。だから自分の小皿に乗せた。
 「面接に来た人全員にそう思うんですか」
 「さすがに全員はないかな。でも生野さんは事情があってこれないなら連絡はしてくれるだろう。そうは思った」
 「合宿がいきなりはじまったんです」ガッシュク。合宿のことだろう。
 「合宿って、土日はなにか習い事をしていてシフトにはいれない。でも部活はしてないから学校帰りに週に二、三日シフトにはいれるといったはず」秋葉乃は小皿に乗せた肉を食べた。
 「そんなことまで憶えてくれてたんですね。土日の習い事というのは某芸能事務所に所属してます」芸能事務所といいながら秋葉乃はもう冷めた絵梨花の小皿の肉に箸を伸ばして食べた。絵梨花は笑って「店長の店に面接に行って採用してもらって、明日から初バイトだって思ったのに、帰ったら今から合宿だっていわれて」
 「芸能事務所ってアイドルなの生野さんは」
 「まだこれからです」まさか想像もしてない流れに戸惑うが。「芸能事務の合宿ってなにするの」と訊いた。
 「ボイストレーニングやダンスのレッスンとかかんたんなお芝居とか、あとなんだろジョギングとか楽器の演習とかいろいろです。アイドルになるために」話を訊いて秋葉乃は思いだした。
 「アルバイトの面接に来た理由は社会勉強だった。それは所属している芸能事務所に指示されたんだろ。コンビニのアルバイトは接客だけじゃないからとかいわれて」
 「そうなんです。それで店長に採用してもらって明日からアルバイトだって思ってたら、さっきもいいましたけど今日から合宿だって、それでアルバイト行けませんでした」
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