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甘いピンクの果実
第2章 元アイドルで女子アナの生島絵梨花の女子校時代
 「それなら連絡くらいしてくれてもよかったのにな」秋葉乃は責めたわけではない。
 「合宿でスマホ没収されました。だから連絡できませんでした。ワタシは理由をいって明日いけません。それだけ店長に連絡させてくださいっていいました」そういうのはいいよ。いえない。アーモンド形の瞳は潤んでいる。どこまでが事実かわからないが噓をいってるように思えない。
 「そっか。わかった。来なかった理由はそういうことだったんだね」
 「自分でもわからないんです」絵梨花はいい淀む。
 「なにを」
 「これも正直いいます。店長に採用してもらう前にファミレスとかコーヒーチェーンで採用されました」秋葉乃が頷く。「でも、エリちゃんにいろいろ教えてあげるからシフトはいっしょにするから。恋人いるのとか、なんかそんな感じで、採用されたけどここでは働きたくないなとか思って、それで店長に面接してもらって採用されて、ワタシ本気で店長の店で働きたかったんです。」嘘でもうれしいよというべきところかもしれないが。
 「合宿中はスマホを取り上げられていたといったけどどれくらい」
 「二か月間です」
 「その年頃だとスマホを二か月間も取り上げられるのは地獄だろ」
 「かもしれません。でもカレシはいないし。いいかなって思ってました。でも見ちゃったら逢いたくなりました」
 「なにを見た」これですと絵梨花はスマホを見せられた。
 『体調不良かな。それともほかにアルバイトの面接をしてそこで採用されたのかな。それならそれでいいけどなんかあったら連絡してきて。なにをするにしても無理だけはするなよ』秋葉乃が採用したのに来なかった絵梨花に送信したメッセージだ。
 「なんかいってくださいよ」おたがい照れているのはおたがいが、わかっている。
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