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甘いピンクの果実
第2章 元アイドルで女子アナの生島絵梨花の女子校時代
 「アルバイトは、はじめてなんですね」
 「経験ないとダメですか」学校帰りだろう。制服を着ている。水色のブラウスに紺色のスカートに赤や白に茶色のラインのスカートに紺のソックスに茶色のローファー。ちいさな顔で目鼻立ちがはっきりしている。アーモンド形の瞳は黒眼がおおきい。肩までの黒髪。可愛いよりきれいな娘だなと秋葉乃の第一印象。
 「ぜんぜん。だいじょうぶだよ。ちなみに希望シフトは平日の学校帰りに、週、二日か三日くらいになってるけど土日はシフトにはいれない」
 「土日はすいません。習い事をしてるので」
 「そっか。では平日の学校帰りに週に二日か三日くらいはいってくれるということで。住所は都内だけど。これはここから近いのかな」
 「どういう意味ですか」
 「ゴメンね。ほらこれ」秋葉乃は自分の左胸に付けてる名札を親指で指す。名札には店長研修中。秋葉乃と表記されている「この店には店長になるための研修で三か月間来てて、ふだんは別の店で働いているから都内の土地勘がないんだ」
 「ふだんはどこのお店で働いてるんですか」秋葉乃は苦笑いした。答えたところでどうなるのだろう。
 「神無月市の神無月区にあるお店で主任をしている」
 「えっ、どっちですか」
 「どっちとは」
 「神無月駅には駅に近いところと消防署の近くにアギノギありますよね。」〈アキノギマート>の通称はアギノギだ。
 「なんでしってるの」
 「ワタシ百楽が地元なんです」絵梨花が両手をおどけるようにあげた。両脇が脇汗が染みている。絵梨花は気にせず。「めちゃくちゃ地元ですよ。どっちもいったことあります。」神無月駅と百楽駅は路線がちがうが徒歩十分くらいの距離にある。
 「へぇ~そうなんだ。駅前じゃなく消防署のほう。歩いて十分くらいの。そういうことか今の住所は都内になってるけど学校の寮にはいってるんだ」秋葉乃は履歴書を見ていった。
 「そんな感じです」そんな感じ。秋葉乃は首を傾げそうになった。なぜそうですと認めないのか気にはなったがこの娘はあたりだなと秋葉乃は思った。可愛いではなくきれいな見た目は関係なくこの娘は愛想もいいし愛嬌がある。とてもまじめそうだ。直感が働いた。
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